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WordPressサイトを狙うサイバー攻撃に備える!中小企業が知っておくべきセキュリティ対策

WEB研の福永

私が対応した企業様でもWEBサイトを公開してからバックアップを一度もとらず、数年もの間セキュリティ対策を何もしていない企業様がいらっしゃいました。

WEB研の福永

その後に、サーバーにある全サイト(10サイトほど)がウィルス感染し、全ページがスパム化し、全社員のメールまでも止まるという事態になりバックアップもなかったので復旧が大変だったことがあります。
セキュリティは甘く見ない方がいいです。

目次

はじめに

Webサイトはビジネスに欠かせないツールです。特に中小企業様の場合、ホームページが「自社の顔」であり、新規顧客との出会いや信用獲得につながる大切な場です。

そのホームページを構築する際に、多くの企業が利用しているのが「WordPress」です。世界中のWebサイトの約40%がWordPressで作られているとも言われ、非常に便利で扱いやすいCMS(コンテンツ管理システム)です。
さらに公開されている日本語のCMSサイトの82.8%がWordPressで動いています。
どれだけノーコードが流行っていても、今でもWordPressが主流です。

しかし、WordPressの人気が高いということは、同時にサイバー攻撃の標的にされやすいというリスクも抱えています。セキュリティ対策を怠ると、サイト改ざんや個人情報の流出につながり、結果的に企業イメージや売上に大きなダメージを負うことになりかねません。そこで今回は、WordPressサイトに必要なセキュリティ対策と、安心して運用するための保守サービスのポイントについて解説します。

日本語のCMSサイトの82.8%がWordPress引用:Distribution of Content Management Systems among websites that use Japanese (w3techs.com)

WordPressが狙われやすい理由

WordPressは世界的にシェアが大きいだけに、攻撃者も「WordPress固有の弱点」を集中的に狙ってきます。
以下は主な理由です。

  1. プラグインやテーマの脆弱性
    WordPressは拡張機能(プラグイン)やデザインのテンプレート(テーマ)が豊富です。しかし、開発元が異なる多様なプラグインが存在するため、中には更新が止まっていたり、セキュリティ対策が不十分なものも混在しています。
  2. コアの更新を怠りがち
    WordPress本体(コア)は頻繁にアップデートが行われていますが、これを放置すると既知の脆弱性が修正されないままになり、ハッカーの攻撃を受けやすくなります。
  3. ユーザー名やパスワードの使い回し
    管理画面へのログイン情報が簡易的であったり、他のサービスと同じパスワードを使い回していると、総当たり(ブルートフォース)攻撃や情報漏えいのリスクが高まります。

中小企業が抱えるセキュリティリスク

「うちは大企業じゃないから、狙われることはないだろう」と油断していませんか?
実は、中小企業のWordPressサイトも多くの攻撃リスクにさらされています。
理由としては以下が挙げられます。

  • 担当者不在または兼任
    大企業のように専任のセキュリティ担当者がいないため、システム管理が後回しになりがち。
  • IT知識の不足
    ホームページ運用は外注しているが、セキュリティについては詳しく把握していないケースが多い。
  • サイト停止時のダメージが大きい
    サイトが攻撃を受けるとページが改ざんされたり、最悪の場合サイトが一時的に停止してしまうことも。中小企業にとってホームページの停止は大きな機会損失やブランドイメージの低下に直結します。

中小企業でも取り組めるWordPressの基本セキュリティ対策

まずは基本となる対策を実施するだけでも、攻撃リスクを大幅に軽減できます。
以下のポイントを押さえてみてください。

  1. WordPress本体・プラグイン・テーマの定期更新
    脆弱性の修正パッチや機能改善のために、開発元は常にアップデートを行っています。更新通知が来たら、なるべく早く適用することが重要です。
  2. 不要なプラグイン・テーマの削除
    使用していないプラグインやテーマは、セキュリティホールになりやすいです。今後使わないものは停止だけでなく、削除まで行いましょう。
  3. 強固なパスワード運用
    「簡単に推測できるパスワード」は絶対にNGです。英数字・記号を組み合わせた10文字以上のパスワードを使用し、定期的に変更することが望ましいです。
  4. WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の導入
    サーバー会社やセキュリティサービスで提供されるWAFを導入することで、攻撃をブロックする仕組みを構築します。
  5. バックアップの定期取得
    万が一の事態に備え、定期的なバックアップは必須です。復旧が素早く行えれば被害を最小限に抑えられます。

セキュリティ対策を外注・保守依頼するメリット

WordPressのセキュリティ対策は専門的な知識や細かな作業が伴います。特に中小企業の場合、「セキュリティ担当がいない」「更新やバックアップを忘れがち」という課題を抱えていることが多いです。
そこで、専門会社にセキュリティ保守を依頼するメリットをご紹介します。

  1. 最新の脅威・対策を熟知している
    セキュリティ対策は日々進化しています。専門家であれば、常に最新の脅威や対策をキャッチアップし、適切な設定や対策を実施できます。
  2. 万が一の対応がスピーディー
    攻撃を受けた際も、セキュリティ業者は多くの事例や経験をもとに、原因を特定し早期復旧へと導きます。迅速に対応することで、サイト停止が長引くのを防げます。
  3. 定期的なメンテナンスで安心
    WordPressやプラグインの更新、不要なファイルの削除、バックアップ取得などを専門家が定期的にチェックしてくれるため、管理の手間を大幅に減らせます。
  4. 社内リソースの有効活用
    セキュリティやWebサイトの技術にかかわる作業を外注化することで、社内の人材や時間をコア業務に集中できます。

WEB研のセキュリティ保守サービスについて

WEB研では、以下のようなサポートプランを通じて中小企業様のWordPressサイトを安全に運用できる体制づくりをお手伝いしています。

  1. WordPressコア・プラグイン・テーマの定期更新
    バージョンアップのたびにサイトが不安定になるリスクを回避しつつ、常に最新の状態を維持します。
  2. WAF導入やファイアウォール設定
    不審なアクセスをブロックする仕組みを強化し、外部からの攻撃を軽減します。
  3. バックアップ取得・復旧サポート
    万が一の被害時にも、迅速にサイトを復旧できる体制を整えています。
  4. 定期的な脆弱性スキャン
    サイト全体をチェックし、プラグインやテーマの脆弱性を早期に発見・修正します。
  5. 緊急時の駆けつけサポート
    万が一ハッキング被害や障害が発生した際は、早急に原因究明と復旧をサポートします。

まとめ

WordPressは使い勝手の良いCMSであり、コスト面・運用面でメリットが大きい反面、セキュリティ対策が不十分だと攻撃にさらされる危険性があります。特に中小企業では、セキュリティに割くリソースが少ないため、サイト停止などの被害を受けると取り返しのつかない打撃になることも否定できません。

だからこそ、「早め」「定期的」「専門家の知識を活用」 という三つのキーワードを意識したセキュリティ対策が重要です。Web研では、最新の脅威への対応や運用ノウハウを活かしたセキュリティ保守サービスを提供しています。WordPressの安全運用に課題を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

WordPressサイトを安全に保ち、ビジネスをより強固に発展させていくために、セキュリティ保守の導入は必須です。気付いたときには被害が拡大しています。

皆さまの大切なWeb資産を安全に、そして安心して運用できるよう、全力でサポートいたします。
どうぞお気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

福永 孝貴のアバター 福永 孝貴 WEB研の代表

WEB制作デザイン研究所の代表
フロントエンドエンジニアであり、主にWordPressでWEB制作してます。
Photoshop,Illustratorも使えWEBデザインもできます。
SEOやMEO,LINE公式アカウントの作成もしております。
WEBについてはお任せください。

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