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中小企業は要チェック!自分で始めるホームページセキュリティ対策とSSL導入・保守の基本

WEB研福永

悪意のあるハッカーにホームページが書き換えられ、海外のECサイトや海外ページになったWEBサイトを何度も見たことがあります。
最近はKADOKAWAのニコニコ動画のサイバー攻撃が有名です。

KADOKAWA 25万人分の個人情報流出発表 ニコニコ動画は再開 | NHK

WEB研福永

中小企業の皆さんはセキュリティを軽視しがちであり、バックアップも取らないことも多いので復旧が難しい場合もあります。
マルウェア等のウィルスに汚染されてからでは遅いので、しっかり対策を取りましょう。

目次

はじめに

昨今、インターネットを活用して顧客獲得やブランドイメージの向上を図る中小企業が増えています。しかし、その一方でセキュリティリスクが高まっているのも事実です。特に中小企業の場合、セキュリティ対策に十分なコストやリソースを割けず、結果的に情報漏えいや不正アクセスの標的になってしまうケースも少なくありません。

本記事では、中小企業が自社ホームページを安全に運用するための基本的なセキュリティ対策として、SSL化の重要性や最低限必要な保守ポイントをご紹介します。「まだうちは小規模だし…」と後回しにしがちなセキュリティ対策ですが、実は自分で簡単に始められるものも多いです。ぜひ本記事を参考に、御社のホームページを守りましょう。

ホームページのセキュリティ対策が必要な理由

1. サイバー攻撃の標的は大企業だけではない

「大企業であればセキュリティを厳重にしなければいけないが、中小企業には狙いが及ばないのでは?」と思いがちですが、実はそうではありません。サイバー攻撃者にとっては、セキュリティ対策が不十分な中小企業ほど攻撃しやすいターゲットになります。中小企業のホームページに不正アクセスが行われ、顧客情報が流出すれば、企業の信頼を一気に失う可能性があるのです。

2. 信用度の低下による機会損失

ホームページが改ざんされてしまうと、検索エンジンからの評価が下がるだけでなく、取引先や顧客からの信用も大きく損なわれる恐れがあります。さらに、一度失った信用を取り戻すには多大なコストと時間が必要です。そのため、日頃からセキュリティを強化する取り組みが大切になります。

SSL(HTTPS)の基礎知識と導入メリット

1. SSLとは?

SSL(Secure Socket Layer) とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みです。ブラウザのアドレスバーが「http://」ではなく「https://」と表示されるサイトはSSL対応している証拠で、ユーザーが安心して情報を入力できる環境を整えていることを示します。

2. SSL化のメリット

  1. 通信内容の保護:ユーザーが入力する個人情報や、企業が発信するデータを暗号化して送受信するため、盗聴や改ざんリスクが大幅に低減します。
  2. 信頼性の向上:SSL化されたサイトには「鍵マーク」や「https://」の表示があり、ユーザーからの信頼度が高まります。
  3. SEO評価の向上:GoogleはHTTPS化されたサイトを優遇する傾向があります。検索結果で上位表示されやすくなり、集客にもプラス効果が期待できます。

3. どうやって導入する?

  • サーバー会社でSSL証明書を取得する(多くのレンタルサーバーでは無料SSLの提供が一般的)
  • WordPressなどCMSの設定を変更して「http://」から「https://」に切り替える

中小企業のホームページでは、無料で簡単に導入できるLet’s Encryptなどの無料SSL証明書で十分なケースが多いです。サーバー会社の管理画面からワンクリックで設定できることも増えているので、ぜひチェックしてみてください。

中小企業が押さえておくべき保守のポイント

1. 定期的なバックアップ

ホームページのデータやデータベースのバックアップは、トラブルが起きた際の“保険”になります。最低でも週1回、可能であれば毎日バックアップを取る仕組みを整えましょう。

2. システム・プラグインの更新

WordPressや使用しているプラグイン、テーマには常に最新バージョンがリリースされています。古いバージョンのままだと脆弱性が残りやすいため、定期的に更新してセキュリティホールを早めに塞ぎましょう。

3. アクセス権限の管理

複数の担当者が同じアカウントを使っている場合は、アカウントの共有はリスクとなります。個々人に合わせた権限を付与したり、不要になったアカウントは削除するなど、適切な権限管理を行ってください。

自社でできるセキュリティ対策の具体例

1. 強固なパスワードの設定

パスワードは、英数字・記号を混ぜた10文字以上のものを使用し、定期的に変更しましょう。また、他サービスと使い回しをしないように注意が必要です。

2. WordPressのセキュリティプラグイン活用

  • Wordfence Security
  • All In One WP Security & Firewall
  • iThemes Security

これらのプラグインを活用すると、ログイン試行回数の制限やファイアウォールの設定など、多彩な機能でサイトを守れます。

3. 不要な情報は掲載しない

企業の内部情報や顧客リストなど、外部に漏れると困る情報は極力掲載しないようにしましょう。掲載内容を見直すだけでも、情報漏えいのリスクを下げられます。

まとめ:ホームページは「守り」こそが大切

ホームページを立ち上げて終わりではなく、継続的な保守とセキュリティ対策こそが、長期的に見て会社の信用とビジネスチャンスを守ることにつながります。特に中小企業は、大企業と比べて一度のセキュリティ事故で受けるダメージが甚大になる可能性が高いです。

  • SSL化でデータ通信を安全に
  • 定期的なバックアッププラグインの更新
  • 強固なパスワードセキュリティプラグインの導入

これらの基本ポイントを押さえるだけでも、セキュリティ強度は大きく変わってきます。

WEB制作やセキュリティをご相談したい方へ

私は東京を拠点に、中小企業向けのホームページ制作やリニューアルを行っています。セキュリティ対策やSSL化、日常的な保守運用まで、一貫してサポート可能です。もし「自分でやるのは難しい…」「何から手を付ければいいか分からない」とお困りでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

攻めのWEB戦略」はもちろん大切ですが、それを支える「守りのセキュリティ対策」をしっかり固めることが企業の持続的な成長を支える鍵です。ぜひこの機会に、SSL導入や保守体制を見直してみましょう。お問い合わせをお待ちしております!

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この記事を書いた人

福永 孝貴のアバター 福永 孝貴 WEB研の代表

WEB制作デザイン研究所の代表
フロントエンドエンジニアであり、主にWordPressでWEB制作してます。
Photoshop,Illustratorも使えWEBデザインもできます。
SEOやMEO,LINE公式アカウントの作成もしております。
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